知っておいて損はない、車検についての基礎知識。

自動車検査登録制度とは何か。

自動車を路上で走行させるには、一定期間ごとに法律で定められた保安基準に適合しているかを、国土交通省が行う検査で調べなければなりません。これを自動車検査登録制度と呼び、一般的には車検と呼ばれています。しかし車検は何も安全に利用できる車両であるかを調べるだけの制度ではありません。車は登録制の財産です。車検はその所有権が誰に属しているのかを公証する制度でもあります。車検には新規検査、継続検査、構造等変更検査の3種類がありますが、一般的に新車車検は購入者への引き渡し前にディーラー等で行われるため、一般のユーザーは継続検査を車検と呼んでいます。

車検を受けるために必要な準備

継続車検を受けるためには、車検証、自賠責保険への加入証明書、自動車税納税証明書の3つが必要です。ただし、自動車税の納税証明書は、自動車税を滞納していない場合や自動車税を納付してから3週間以上経過しているときには添付する必要はありません。また、車検証の使用者の捺印が必要な場合があるので、印鑑も用意しておきましょう。車検は一般的には代行業者に依頼して行いますが、自身で検査を受けにいくことももちろんできます。その場合は上記書類に加えて、自動車重量税納付書、自動車検査証、定期点検整備記録簿の3つが必要です。書類は運輸支局の車検場で継続審査証明書とともに提出します。

気づいたら車検切れ。放ったらかしは罰則が。

車検に合格した後は、自動車の全面ガラスの見えやすい位置、ガラスが無い場合には番号標の左上に、検査標章を貼らなければなりません。これは道路運送車両法によって規定されている義務で、違反者には50万円以下の罰金を科せられます。尚、車検切れの自動車を公道で走行した場合には、道路運送車両法により6カ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科されます。そのうえ違反点数6点で一発免停になってしまいますので、車検の期限には注意が必要です。車検切れの場合には、公道を走るための仮ナンバーを発行してもらい、車検を受けるか、車検代行業者に引き取りを以来する必要があります。たとえ短い距離であっても、車検切れの車は運転しないようにしましょう。

車検とは、自動車に対して保安基準に適合しているかどうかを確認するため、一定期間ごとに国土交通省が行う検査のことを言います。